うえなら(うー의 나라)

2023年4月入学。社会人大学院生です^^

そして先生に会いに行く。

わたしにとって、一番身近な「院生」は妹だ。
もう20年近く前になるが、彼女は、農学部の大学院を卒業している。

「院試を受けようと思っている」と言ったら、「『院試』なんて、懐かしいワードだねえ」と笑いながら、

「とりあえず、教授に会いに行ってみれば?時代が変わってなければ、大学院のスタートって、そこからだと思う」

という言葉に、教授に会うことを決めた。 

 

大学院の今年の募集要項を見ると、
「当大学卒業生以外は、事前に研究科長にコンタクトを取ることが必要」

とあり、緊張で吐きそうになりながら、研究科長の教授にメールを送った。

 

そしたら、すぐに研究科長の教授から返事が来た。返信に2、3日はかかると思っていたら、30分くらいで返事が来た。驚いた。

 

そして無事、直接私が師事したい先生にコンタクトする許可をいただいた。

 

ちなみに、研究科長に直接、師事したい先生のメールアドレスを聞く勇気のない私は、その後、大学院の事務室に電話して、師事したい先生と繋いでもらうよう手はずをつけた後、教授にお礼のメールを送ったのであった。。。

(あとで知りましたが、普通はまず、学生課にメールを送るそうです。それを知らなかったから、いきなり研究科長にメール送ってしまいましたよ‥笑)

 

それにしても、ここが一番緊張した。
最近、数年で一番なくらい緊張した。

「なんかこの、教授陣へのファーストコンタクトが、今回の大学院入試の一番のハイライトな気がする…」

と思ったけれど、それはあながち間違いではない気がする笑。

 

現段階、ここが一番緊張して、以降院試も含めて全く緊張しなかった(むしろ院試は、とても楽しかった)ので、このコンタクトメールが、現時点での一番のクライマックス笑。

 

先生に会いに行く

そして、待ちに待った、先生からの返信があったのは、4月初め。

私が、先生の研究しているテーマに興味を持っていることを「嬉しい」と言っていただき、トントン拍子で会っていただけることになった。

4月はお忙しいとのこと、5月に入って会いに行った。


そしたらもう、本当に本当に、色々素敵すぎた(語彙力)。

先生からはとても貴重なお話をたくさん聞かせていただき、そして、これからの人生が開けた時間でもあった。
在学中や卒業後の色んな可能性を示していただいた。

それ以外にも、韓国歴史ヲタクとして、先生のお話は、永遠に聞いてたいくらい面白かった。
来年4月から、こんなお話をたくさん聞けるなんてもう、うっとり以外の何者でもない!と、今思い出しても、興奮冷めやらず笑。

 

それにしても、本当に良い印象だった。
(先生だけど)とても仲良くなれそうな気がした。
「一緒に学会にも行きましょう」「今度は食事にでも行きましょう」そんな嬉しい言葉もかけてくださった。

 

「毎年、ゴールデンウィークに韓国で学会があるんですよ。ゴールデンウィークに韓国に行くなんて、地獄でしかないんですが、学会にも一緒に行きましょう」

そう言っていただき、
ゴールデンウィークに韓国で学会」
パワーワードに一気にテンションが上がった笑。


社会人入試と社会人院生活について

院試試験についても色々教えていただいた。
とりあえず、今のスタンス(韓国語の勉強メイン、たまに韓国史)で勉強し続けて大丈夫のようだ。

 

読解問題

実は先生に会う前に、過去問閲覧をしたけれど、過去3年は該当なかったんだろう、韓国語の読解はなかった。
英語を見たら、なんとなく解けるレベル、これ辞書持ち込みなら完全解けるでしょレベルで、韓国語もこのくらいならいいなーって思ってたら、TOPIK4級程度の読解問題とのこと。
良かった、それならなんとかなりそう。 

後で聞いたら、これまで大学院を韓国語で受験した人は、先生がこの大学に来て(7年くらい)で初とのこと。

思わぬプレッシャーも待っていた笑。

 

専門分野

そして心配していた専門分野も、今の韓国史ヲタク度合ぐらいで、なんとかスタートラインには立てそうだ。「大学3年次への編入は必要ない」と言われた。よかった。

 

社会人の大学院生活

入学後のことも教えていただいた。
私立の大学院は(少なくともこの大学は)、社会人に対しては、そこまで課題も厳しく無く、かつ、授業時間も、最大限学生に合わせてくださるらしい。
「国立の大学は、その後研究者としての道を進む学生が多いので、自ずから色々タイトですが、うちはそんなことないです。」
とのことだった。

(ちなみに、国立理系の大学院に行っていた(何なら研究室に住んでた笑)うちの妹は、「そうか!私立の文系はそんな感じなのか!」と、この話に鬼反応していた笑。)

 

 


ということで、先生にお会いしたことで、完全に来年4月からの道は決まった。

その後は、たまに先生と研究内容についてのメールを交わしながら、韓国語やそのほかの勉強をしていた。

研究報告書の作成や、専門分野の勉強に、割と途方に暮れながらも、早く次のステップに進みたいなあ‥!と、ひたすらワクワクしていた。